ウェルビーイング思考 副腎疲労との闘い

副腎疲労症候群からの回復と善き日常を目指す記録

副腎疲労症候群の私が慢性疲労症候群の専門病院を受診した結果

「副腎疲労症候群が再発...慢性疲労症候群の疑いも」で慢性疲労症候群の疑いを持っていると書きましたが、先日ようやく、思うように動かない身体を引きずって、関西圏にある某慢性疲労症候群の専門病院を受診してきました。今回の記事では、受診の流れや診断結果、受診するに当たっての注意点について書きたいと思います。

受診の流れ

病院に到着後まず問診票を記入し、次に臨床心理士による面談がありました。30分程度でしょうか、症状の詳細や、これまでにかかった病院や代替医療機関での治療の内容、症状の経過などについてかなり詳しく聞かれました。副腎疲労症候群と言われていること、サプリメントや食事制限で改善に取り組んできたことなどについても率直に話しました。面談の最後に血圧を測り、再び待合室へ。待合室では、心理検査と疲労の検査と思われる質問事項に回答することを求められました。そして最後に、医師による問診です。

かなり詳しく聞かれることになるので、自身の症状やその経過、これまで取り組んだ治療方法とその効果などをまとめたドキュメントを持参することをおすすめします。このドキュメントがあると、診察が非常にスムーズに進みます。

診断結果:うつ病と発達障害(アスペルガー)の合併型と言われた

私の症状は「副腎疲労症候群の自覚症状とは?」に書いたとおりですが、医師に言われた内容は以下でした。

  • 要はうつ病である。若干のアスペルガー傾向があるため、うつ病の精神症状を認識できず、身体症状ばかりが気になってしまうのだろう。心療内科で身体症状ばかりを訴えれば、身体表現性障害と誤診されることはある
  • 慢性疲労症候群と一言で言っても、うつ病型など、さまざまなパターンがある。あなたの病状の経過を見る限り、うつ病とアスペルガーの合併型と考えてほぼ間違いないだろう(比較的よくあるパターンらしい)
  • うつ病なので、抗うつ薬を飲めば良くなる。セロトニンが不足しているから薬で増やすべき。今なら飲めば治る。時間が経ってしまうと病気と一生付き合わなければならなくなる
  • 抗うつ薬を飲むと、腸の調子が悪くなるなどの副作用があると言われているが、これは薬がきちんと効いている証拠。セロトニンが腸にたくさんあるため、腸の調子が悪くなることが多い
  • 抗うつ薬に依存性はまったくない。世間ではいろいろ言われているようだが、飲んでも何の問題もない
  • 自宅から通えるところで、発達障害とうつ病の両方を見られる医者にかかることを勧める

この診断結果にはとても驚きました...。「アスペルガー傾向」というのは生まれて初めて言われましたが、その診断が、「音や匂いに敏感だったりしませんか?」といった質問に「言われてみるとそういうことはあるかも。時計の秒針の音が気になって眠れないことがたまにあったり...」などと答えただけでそのように診断されてしまったことに大変戸惑いました。身近な人に言ったら「絶対違う」と言われましたが...。

この程度の質問だけで「アスペルガー傾向です」と言われてしまうのであれば、「生まれつき副腎疲労症候群になりやすい体質がある?神経が高ぶりやすいHSPとは」で取り上げたHSPの人などは、もれなく発達障害と病名をつけられてしまいそうです...。

アスペルガーについては以下の記事に情報がまとまっています。 h-navi.jp

その他、私がいつも参考にしている「いつも空が見えるから」には、小児慢性疲労症候群と発達障害の関係についての記事がありました。 susumu-akashi.com

また、抗うつ薬の副作用や依存性について「まったくない」というようなことをあっさりと言われたことについても不信感を持ちました。抗うつ薬、特にSSRIの依存性についてはさまざまなところで言われていることも事実で、「まったくない」と言うのではなく、もう少し詳しい説明をしていただきたかったところです。

SSRIの依存性については、以下の記事などで取り上げられています。 dot.asahi.com

wedge.ismedia.jp

「副腎疲労症候群の自覚症状とは?」に書いたとおり、私は実際抗うつ薬が効かなかったですし、脳内のセロトニンを増やすために薬を飲みましょうと言われても、脳内のセロトニンを計測したわけではないので、本当にセロトニンが減っているかどうかはわかりません。

仮にセロトニンが減っているとしても「なぜセロトニンが減ってしまったのか」を考えると、投薬治療は暫定対処にすぎないように思えてしまいます。そしておそらく、(医学的にはまだ広く認められていないものの)その背後には副腎の機能低下や、栄養をきちんと吸収できずにセロトニンを生成できなくなってしまった腸内環境などが関わっているように思えます。

注意点:詳細な検査は診断の補足にすぎない

医師によれば、

  • 慢性疲労に関する詳細な検査は、あくまで診断の補足にすぎない
  • 慢性疲労症候群の診断は問診で下すものである

とのことでした。

私は、慢性疲労症候群に関する専門的な知見を基に、唾液や血液などの詳細な検査による数値的エビデンスに基づき、慢性疲労症候群かどうかを診断してくれると思っていたのですが、そうではないそうです。事前に病院に電話して、どのような検査をしてもらえるのかを確かめていましたし、「慢性疲労症候群かどうかはおおむね当日の検査と問診でわかる」と言われていましたので、期待してわざわざ遠方から受診しに行ったのですが...残念ながら期待外れでした。

慢性疲労症候群かどうかきちんと診断してもらいたい方は、この点を把握したうえで受診を検討されることをおすすめします。

まとめ

今回の記事では、副腎疲労症候群である私が慢性疲労症候群の専門病院を受診した際の、受診の流れ、受診結果、受診にあたっての注意点について取り上げました。医師による診断結果は真摯に受け止めなければならないなと思いつつ、それでも自身の考えを貫き通したいという思いもあり、非常に悩むところではありますが、やはり私は精神的には比較的元気なので(身体が言うことを聞かないことで精神的に落ちることはありますが...)、引き続き抗うつ薬に頼らずに治していく方向を模索していきたいと思います。

そこで、最近始めたのが漢方です。漢方については別のエントリーで紹介するつもりです。